伝統行事

2012年10月 9日 (火)

大漁!

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2012年10月8日・小潮

今日は、海神祭でお供えする魚を捕るための
アミジケー(追い込み漁)です。
海中に網を張って、
スルチカーというリボンと鎖のついた棒をジャラジャラ鳴らしながら、
魚を網の方へ追い込んでいきます。
うみまーるは交代で、一人は追い込みに専従、
もう一人は片手にカメラ、片手にスルチカーで参加しました。
今年は1回目から大漁で、2回で必要量が捕れました。

命をいただいて、生かされていることを、改めて実感できる大事な行事です。
アミジケー班が港へ戻ると、集落のみんなで魚をさばきます。
昼食には、獲れたてのブダイと、
今回珍しく網にかかったイケカツオ
(普段表層にいるのでアミジケーで獲れるのは珍しい)を
刺身でいただきました。
とても美味しかったです。

2012年9月26日 (水)

ンチャーラベー

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2012年9月25日・長潮

日が暮れると、いよいよンチャーラベーです。
集落にあるお宮に集まって、お祈りをした後、
みんなで一列になり、森の中の祠にお参りします。
その後、森の入り口と、森の中の祠を何度も往復します。
別名「百度参り」とも言うのですが、
さすが、ゆいまーるの沖縄。
一人で100回ではなく、みんなで100回です。
この日は35人集まりましたので、一人3回の往復でした。

ンチャーラベーの準備

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2012年9月25日・長潮

旧暦の8月10日(今年は9月25日)には、
ンチャーラベーという厄払いと健康祈願の伝統行事があります。
その準備でお宮にお供えする魚を獲ってきました。
夜中の満潮の2時半に内湾の入り口に網を入れ、
日の出とともに、網を上げに行きました。
ハリセンボンも網にかかりましたが、
お供えしないので、逃がしました。
ネムリブカというサメもかかり、
刺身にして、漁をしたみんなで食べました。
臭みはなく、歯ごたえがあって、おいしかったです。