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2021年6月

2021年6月21日 (月)

『となりのウミガメ』

20210620
6月21日(夏至)・中潮

うみまーるのアトリエギャラリーから歩いて1分。
阿真ビーチに暮らすウミガメたちの写真集『となりのウミガメ』を出版しました。

ウミガメたちの自然のままの姿や行動を写真で綴り、
巻末には、ウミガメをとりまく自然や環境問題、保全活動などもまとめました。

舞台となっている沖縄・座間味島の阿真ビーチでは、20年程前から、
島の人も、観光客も、彼らの生活をじゃましたり、おどかしたりしないよう、
そっとやさしく大切に見守って、楽しく共存してきました。
しかし、その一方で、近年、悲しい変化が一部で起き始めていることも現実です。
ウミガメをはじめ野生の生きものたちと人間が、かけがえのない同じ地球に住む仲間として、
お互いを尊重し合い、今も未来も、ともにしあわせに生きていけることを切に願っています。

写真はすべて、ウミガメにストレスを与えたり、自然の営みを邪魔しないよう、
ストロボやライトを一切使用せず、
昼間は太陽の光、夜は月や星の明かりなど、自然光だけで撮影しています。

沖縄の各書店や物産店を中心に店頭販売されています。
ぜひ、多くの方に、手にとって見ていただけたら、とてもうれしいです。
また、Amazonでも取り扱っています。
Amazonのサイトでは、中身の写真なども見られるようになっています。
詳しくは、下記のサイトをご覧ください。
となりのウミガメ Our Neighbor The Sea Turtles (うみまーる写真集)  Amazon

実は、この本は3年前には出版するつもりだったのですが、
ここ数年、浄水場建設問題やリゾート開発など、島でさまざまな問題が起き、
喫緊の自然保護活動などに明け暮れていたため、3年越しにやっと完成したものです。
自然や島を愛するみなさんのおかげで、一番大きな問題だった浄水場建設問題が、
阿真ビーチ近くではなく高台で正式決定し、とりあえず一段落したので、
数年ぶりに、写真集制作等の本業を再開できました。
いろんな問題を抱えて、心身ともにヘトヘトになりながらも、
心を込めて、この数年分の溜まった思いも、未来への願いも込めて、一生懸命作りました。
子どもたちから大人まで、たくさんの人に見ていただけたら、この上ないです。

地元の新聞・沖縄タイムスが紹介してくださいました。
うれしかったので、リンク貼ってます。
沖縄タイムス『座間味のウミガメ 写真集に』掲載記事
また、FM千里の「ココロプレミアム」という番組でも紹介してくださっています。
【放送】 6/19(金)・6/25(金)16:00〜17:00
http://www.senri-fm.jp/timetable/index.html
http://info-fm.sakura.ne.jp/blog/?p=69331
6/25、7/2の放送では、時間が足りなくなってしまったので、
7/9の放送で『沖縄特集』をして、その中で詳しく紹介してくださるそうです。
ぜひ、聴いてみてくださいね。

今後もこのシリーズで、写真集やフォトエッセイを出していけたらいいなと思っています。
がんばりますので、また、楽しみにしてもらえたら、励みになります。
よろしくお願いします。



2021年6月17日 (木)

浄水場建設ついに高台で正式決定

『座間味浄水場問題』のその後です。

去年8月に知事が「高台への建設」を表明して以来、
住民に対しては、何も正式な発表がないままだったので、
住民説明会の開催を求めていましたが、
県議会2月定例会で、多くの県議の方たちが質問してくださり、
コロナの影響で住民説明会がなかなか開催できないのであれば、
「企業局のホームページ等を活用した周知をしてはどうか」とも提案してくださった結果、
4月になって、
『浄水場建設へのご協力のお願い』という文書が座間味島の全住民に配布されました。
その中で、企業局と村で協定書が締結されたことが示され、協定の条件として、
既存浄水場用地(高台)に建設することを村が承諾したことが、明らかになりました。
企業局配布資料「浄水場建設へのご協力のお願い」
座間味浄水場施設整備に関する協定書
また、企業局のホームページでも、
『水道広域化の計画について(座間味浄水場の建設事業着手)』が公表されています。
水道広域化の計画について(座間味浄水場の建設事業着手)

住民にとって、やっと、やっと、
正式に高台での浄水場建設が決定したという確約を得ることができました。

5月には、島内の各掲示板に、
『座間味浄水場建設に関するご意見・ご質問への回答について』という文書が貼り出され、
住民説明会については、
「浄水場建設に係る設計が完了後、着工前に、
浄水場建設の概要について、住民説明会を開催したいと考えております」
との回答がありました。
スケジュールでは、今年度いっぱい設計業務をすることになっているので、
住民説明会は来年になるようです。
ようやく高台への建設に向けて動き始めました。

島の自然と命を守る長い長い闘いが、ついに、一段落しました。
問題に取り組む中で、これまでにない程のさまざまな苦難も経験しましたが、
県議の皆さんが党派を超えて親身になって向き合ってしっかりと審議してくださり、
一番大きな問題だった浄水場問題が、
阿真ビーチ隣接地ではなく高台へ建設されることが正式決定し、
島の宝と安心安全を、未来へ守ることができました。

ちょうど3年前の6月18日に、第1回住民説明会が開かれ、
阿真ビーチ近くが建設場所になっていることが発覚し、住民はみな驚き、
場所の見直しを求める住民運動が起こり、島内外からたくさんの署名が集まり、
2年かけて、何度も県議会で審議され、動きが山場を迎えるたびに、
村外開発業者の代理人弁護士から「訴える」という内容証明が届き、
それでもがんばって事実を解明し、高台への見直しが進んできたところで、
突如、ちょうど1年前の6月17-18日の第4回住民説明会で、どんでんがえしがあり、
住民は驚愕し、新しい県議たちも現地視察やさらに深い審議をしてくださり、
全会一致で見直しを求める陳情が採択され、知事が記者会見し...と、
まさに、波乱万丈なこれまでの出来事が、走馬灯のように思い出されます。
実に密にめまぐるしく、いろんなことがありました。
みんな力を合わせて、よくがんばりました。
長い間、応援してくださった皆さん、本当に、本当にありがとうございました。
自然や座間味を愛するたくさんの皆さんのあたたかい気持ちのおかげで、
非常に心強く、あきらめない力になり、
正直、何度もくじけそうになりましたが、
「まくとぅそーけーなんくるないさー」の心で、最後までがんばることができました。
言葉にならないくらい、感謝しています。
本当に、ありがとうございました。

他にもいろいろな問題や大事な仕事を抱えていたため、
心身ともに疲労困憊ぎみで、
ご報告が遅くなってしまったことを、深くお詫び申し上げます。

浄水場問題に絡むスラップ訴訟の裁判の方はまだ終わっていませんが、
心配してずっと応援してくださっている方々の思いと優しさを心の支えに、
「まくとぅそーけー」を信じて、がんばります。
これからも、引き続き、未来に誇れるよりよい浄水場が完成するよう、
住民も協力しながら、見守っていきます。
これからも、引き続き、
座間味の自然を、ともに見守っていただけたら、うれしいです。

今後とも、どうぞよろしくお願いします。


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