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2020年7月 7日 (火)

『座間味浄水場問題』2020前半

また半年もブログの更新ができず、ご心配をおかけしています。
新型コロナウイルスの問題もあり、いろいろと大変な時期ですが、
浄水場問題も少しずつ動いています。

2月25日の県議会本会議の会派おきなわの代表質問で、
赤嶺昇県議が『座間味浄水場問題』について質問しました。
「高台候補地と当初予定地『阿真ビーチ隣接地案』で調整が続いており、
 場所の選定については、住民合意を図ることが重要と考えている」
との企業局長の答弁に対し、赤嶺昇県議は、
「住民合意を図るなら、住民投票を提案してみてはどうか」
と提案しました。
企業局長は、「座間味村に伝えたい」と答えました。

2月28日の県議会本会議の一般質問では、
新垣清涼県議が『座間味浄水場問題』について、村の意向を質問しました。
「村は、高台候補地について、
 土地造成や工事中による環境や観光への影響から難色を示し、
 当初予定地の『阿真ビーチ隣接地案』が最適との意見である」
と企業局長は答弁し、新垣清涼県議は、
2019年に高月山の中腹で行われていた治山ダム工事の写真を示して、
「この工事を村も環境省も認めているわけだから、
 高台案の環境や観光への影響もクリアできているのでは?」
ということや、
「企業局主催の住民説明会に参加した住民が、リゾート開発業者から、
 何回も内容証明を送られ、ついに名誉毀損で訴訟を起こされている。
 村が最初に提案した場所に反対すると、裁判を起こされるようなことは非常に問題」
と発言しました。
企業局長は、
「住民の合意を図るということを基本に、しっかりと村との調整を進めたい」
と答弁しました。

3月10日、19日の県議会土木環境委員会では、
この1年間の高台再調査結果である高台案4案が説明され、
『高月山の既存浄水場用地を活用する案』に、ほとんどの委員が賛同しました。
村も高台案の中では、その『高月山案』が一番良いと認めていることから、
「この高月山案で、もう企業局長が決断すべき」という意見も多く出ました。
県政与党の委員だけでなく、野党である自民党の委員も、
「村側のトップも、県が最終的に判断すれば、
 受け入れることもやぶさかではないという考えを持っている感じがする。
 後は、企業局がどう判断するかというところまできている。
 村のほうに委ねるというような、責任を村側に投げたりするのは、よくない。
 ボールは企業局に投げられている。しっかり対応してもらいたい。」
と述べました。
「このまま高台案で決着がつくのでは...?」と期待したのですが、
あと一歩で採決には到らず、審議未了で今期廃案となりました。

3月27日の県議会本会議において、狩俣信子予算特別委員長より、
座間味浄水場の今後の見通しについて、
「(企業局長から)今後、住民説明会や座間味村との調整等を踏まえ、
 地元住民の合意に基づいた選定の方策について協議を進め、
 企業局として最終的に判断したいと答弁がありました。」
と報告がありました。

4月1日に、新しい企業局長に代わりました。

6月7日には、県議会議員選挙があり、新しい県議が決まりました。
県議会の体制も新しくなるので、土木環境委員会も再編されます。
新しい県議や委員に、これまでの経緯を踏まえてしっかり審議していただくため、
この浄水場問題を、一からまた把握してもらえるよう努力しなければなりません。
道半ばで大変な状況ですが、
今回引退される土木環境委員長が後継者にしっかり引き継ぎしてくださったりと、
大変ありがたい状況もあり、心励まされながら、がんばっています。

6月8日に『座間味浄水場建設予定地の変更を求める会』から、
「観光立村・座間味島に計画されている浄水場建設について、
 安全な場所への変更を求める陳情」を県議会に提出しました。

6月17日・18日に、座間味浄水場建設の住民説明会が4回に分けて開催されました。
『高月山案』と『阿真キャンプ場案』の2案に絞られて、長所短所が説明され、
住民の意見を聞くという趣旨の説明会でしたが、
冒頭で、新しい企業局長が、これまでの県議会の流れと一転して、
「住民の意見を村で取りまとめて、村に建設場所を選定していただく」と発言し、
村長は、「ゼロベースで考える」ということを強調しながらも、
「今の浄水場(高月山案の敷地)は災害拠点施設にしたい」という新しい提案を持ち出し、
だから、「新浄水場建設は『阿真キャンプ場案』の方がよい」という発言を繰り返しました。
その上で、村が参加者にアンケートを取り、村が意見を取りまとめて判断するとしたため、
参加した住民からは、
「建設予定地は企業局長が決めるのではなかったのか?県に決めてほしい。」
「津波被害がある『阿真キャンプ場案』はまず外されるべき。なぜ残っているのか?」
「災害拠点施設の話は寝耳に水、論点のすり替えだ。別で話し合うべきなのでは?」
「来た人だけに村がアンケートを取るのでは、不公平不透明だ」として、
『住民投票』を求める声も上がりましたが、
企業局長は「村が選定する」というところは変えず、
村も「住民投票はしない」との方針を示しました。
建設場所について、住民は、
『高月山の既存浄水場用地を活用する案(建て替え案)』を高く評価し、
「津波被害のない高月案で建ててほしい」
「阿真キャンプ場は住民にとって大切な場所だから、そこには建ててほしくない」
という意見が多く出ました。
しかし、今までの住民説明会と違い、役場職員が多数、住民側の席に座っていたため、
「アンケートのために動員されているのではないか?」などの声も出て、
住民の不信感が募る説明会となりました。

6月22日には、『座間味ダイビング協会』、『座間味村ホエールウォッチング協会』、
『座間味ウミガメ会』、『阿真区 ウミガメと里海を守る会』の村内4団体からも、
県議会に陳情が提出されました。

6月24日・25日に、新県議の翁長雄治氏が来島し、
現場視察と、住民との意見交換会をしました。

6月30日の県議会本会議の初日に、
今まで、何度も『座間味浄水場問題』について発言してくださっていた
赤嶺昇県議が県議会議長に選任されました。
新しい土木環境委員も選任されました。

7月8日の県議会本会議の会派おきなわの代表質問で、
平良昭一県議が『座間味浄水場問題』について、
「津波被害を防ぐためにも高台にすべきと思うがどう考えているか」
「選定地決定は、県の責任でやるべきではないか」
と質問する予定です。

7月11-12日の日程で、新土木環境委員の県議らが視察予定。
座間味浄水場関連の現場をくまなく見て、
住民と意見交換する予定です。

7月13日の県議会本会議の一般質問では、
翁長雄治県議が、
「座間味浄水場建設の現状について」
質問します。

そして、7月16日頃、土木環境委員会が開かれ、
『座間味浄水場問題』が審議されます。

県議会の本会議も、土木環境委員会も、中継配信されます。
これまでの議事録等については、追ってアップしていきます。


浄水場問題に関連することも、それ以外のことも、
いろいろあって、めまぐるしい日々を送っていますが、
まくとぅそーけーの心で、あきらめずに、がんばります。
引き続き、応援していただけると、とても心強いです。
どうぞよろしくお願いします。

 

 

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