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2020年7月

2020年7月28日 (火)

県議会が陳情を全会一致で採択!

県議会6月定例会が始まり、
7月8日の代表質問で、会派おきなわの平良昭一県議が
『座間味浄水場問題』について質問しました。
「津波被害を防ぐためにも高台にすべきと思うがどう考えているか」
「選定地決定は、県の責任でやるべきではないか」の質問に対し、
企業局長は「村が住民合意を図ることが望ましい」と答弁。
これまでの「住民合意が重要」という認識を、
少し違う解釈ではぐらかすような答弁がなされました。

7月11-12日の日程で、新しい土木環境委員など県議が視察。
沖縄・平和の次呂久成崇氏、てぃーだの玉城健一郎氏と翁長雄治氏、
会派沖縄の新垣光栄氏が座間味浄水場関連の現場をくまなく見て、
島の宝である豊かな自然や災害リスクなどさまざまなことを実感してくださり、
住民と意見交換しました。

7月13日の一般質問では、てぃーだの翁長雄治県議が、
「座間味浄水場建設の現状について」を質問。
企業局長は「阿真キャンプ場案のメリットは造成不要」と説明し、
県議が「調整池を造るために高台の阿真チジを造成するはずだが、
造成面積はどれくらいか」と質問すると、
局長は「調整池のための造成は非常にちっちゃいので、環境に影響はない、
詳細については今手元に資料がないのでわからない」と答弁。
議場では明らかにされなかったが、
実際の阿真チジの造成面積は704㎡で、自然公園法の第三種特別地域。
高月山案の造成面積860㎡とさほど変わらず、
返せば、高月山案の造成も「非常にちっちゃい」ので、
「環境に影響はない」ということになります。
さらに、第三特別地域については、これまでずっと、
環境省の許可が得られるかわからないと最大のネックにしてきましたが、
その部分には触れなくなりました。

7月15日には、翌日の土木環境委員会開催を前に、
県議が勉強会の場を作ってくださったので、
住民数名で、膨大な資料を抱えて県議会に出向き、説明をがんばりました。
たくさんの県議が参加してくださり、
緊張しましたが、とても有意義な時間となりました。
これまで、親身に審議してくださってきた前期の土木環境委員から、
「島の観光資源を守りたいという住民の思いを汲み、
 国の指針を受けて津波被害のない高台への見直しのため、
 昨年3,100万円もの予算をつけて高台再調査をしたのに、
 候補地に『阿真キャンプ場案』が残っていることはおかしい。
 この2年に渡る県議会での審議は何だったのか」という
これまでを網羅した心強い声も上がりました。

7月16日の土木環境委員会審議当日には、多くの委員から、
「なぜ、企業局(局長)が建設場所を決めきれないのか」
「あの(小さな)島で、村長に意思決定させたら、あの島はどうなるんですか!
 村長に意思決定させたら、座間味島は分断されて、大変なことになる」
「阿真キャンプ場案で進めたら、反対運動が起きるのは目に見えている」
「今の企業局のやり方は、住民無視で、議会無視だ」
「知事が建設場所を決めて、責任を持つべき」
など、企業局の進め方に対する批判が噴出しました。
観光資源になっている島の宝である自然についても、
「沖縄県の量から質への転換する観光の目玉になるほど素晴らしい地域。
 本当に絶妙な生態系の中で守られてきた自然を、なぜ壊してまで、
 そこに造らないといけないのか」
との意見も出て、
かけがえのない自然を守りたい切実な思いと、
小さな島での分断はどれほど心が苦しいものか、
まさに、住民の声を代弁するような熱く頼もしい発言に、
思わず涙が止まらなくなる場面もありました。
最後には、
「建設場所は高台にすべき」
「阿真キャンプ場に建てるのは反対」
など、委員それぞれが意思表明してくださり、
住民の陳情が、与野党全会一致で採択されました。
島では中継で見ていた住民も多く、
これまで、必死に伝えても伝えても届かなかった思いを、
県議が代弁して追求してくれている姿に、
家族で手を叩いて見ていたという人もいて、
採択の瞬間には、飛び上がって喜びました。
長い長い道のりの中の大きな前進をいただきました。

そして、本日7月28日の県議会本会議で、
土木環境委員長から、委員会での採択が報告され、
県議会として正式に、
『観光立村・座間味島に計画されている浄水場建設について、
 安全な場所への変更を求める陳情』
(浄水場は、阿真キャンプ場ではなく、高台に建設すること)
が全会一致で採択されました。

また、今夕のNHKの夕方のニュース『おきなわ HOT eye』でも、
『浄水場の問題で揺れる座間味』として報道され、
変更を求める会の中村毅会長がインタビューで、
「阿真ビーチは島にとって宝物」
「自然災害に対して心配がなくなるように
 自分たちの声をくみ取ってもらいたい」
と住民の切なる声を伝え、
その後、県議会で
高台への建て替えを求める陳情が
全会一致で可決されたシーンが流れました。
住民はインタビューでしっかりと思いを語ったのに、
村も企業局もインタビューに答えず、
それどころか、企業局はNHKに対して、
「取材を受けると住民の混乱を招きかねない。
 報道自体も控えてほしい」
という信じられないようなコメントを出していました。
ちゃんと向き合ってほしかったです。

今後は、7月30日の臨時村議会の議案の中に、
浄水場関連が入っているとの話も聞こえてきました。

8月6日には、土木環境委員会が正式に座間味島を視察します。
企業局が現場を案内することになっており、
住民との意見交換などが実現できるか不透明ですが、
短い時間であっても声が届けられるよう、がんばります。

県議会での採択という大きな後押しを頂きましたが、
あくまでも、最終決定権は、企業局長にあります。
何とか、見直してもらえるよう、油断せず、あきらめず、がんばります。

引き続き、応援、よろしくお願いします。

 

 

2020年7月13日 (月)

ざまみん ちゅら海 ちゅら島 いちまでぃん...

小さな島の大きな問題
『座間味浄水場問題』の今
を分かりやすくお伝えするウェブサイトを作りました。
ずっと座間味の自然や島のことを気にかけてくれて、
「今、どうなっているの?」と心配してくださっている皆さん、
大変大変お待たせしました。
どうぞこちらをご覧ください。

早わかり『座間味浄水場問題』
 https://zamami-josuijo.com/

拡散、大歓迎!
『座間味浄水場問題』の事実をきちんと伝えたいと思っていますので、
よろしくお願いします。

いつも熱い思いを寄せてくださって、ありがとうございます。
皆さんの思いも一緒に「まくとぅそーけー」の心でがんばります!

【お詫び】うみまーるHP更新できていません...

うみまーるのホームページは、システムの不具合により、
2018年12月以降、更新できていません。
修理する時間がなく、ご迷惑とご心配をおかけして、
大変申し訳ありませんが、何卒ご了承ください。

 

2020年7月 7日 (火)

『座間味浄水場問題』2020前半

また半年もブログの更新ができず、ご心配をおかけしています。
新型コロナウイルスの問題もあり、いろいろと大変な時期ですが、
浄水場問題も少しずつ動いています。

2月25日の県議会本会議の会派おきなわの代表質問で、
赤嶺昇県議が『座間味浄水場問題』について質問しました。
「高台候補地と当初予定地『阿真ビーチ隣接地案』で調整が続いており、
 場所の選定については、住民合意を図ることが重要と考えている」
との企業局長の答弁に対し、赤嶺昇県議は、
「住民合意を図るなら、住民投票を提案してみてはどうか」
と提案しました。
企業局長は、「座間味村に伝えたい」と答えました。

2月28日の県議会本会議の一般質問では、
新垣清涼県議が『座間味浄水場問題』について、村の意向を質問しました。
「村は、高台候補地について、
 土地造成や工事中による環境や観光への影響から難色を示し、
 当初予定地の『阿真ビーチ隣接地案』が最適との意見である」
と企業局長は答弁し、新垣清涼県議は、
2019年に高月山の中腹で行われていた治山ダム工事の写真を示して、
「この工事を村も環境省も認めているわけだから、
 高台案の環境や観光への影響もクリアできているのでは?」
ということや、
「企業局主催の住民説明会に参加した住民が、リゾート開発業者から、
 何回も内容証明を送られ、ついに名誉毀損で訴訟を起こされている。
 村が最初に提案した場所に反対すると、裁判を起こされるようなことは非常に問題」
と発言しました。
企業局長は、
「住民の合意を図るということを基本に、しっかりと村との調整を進めたい」
と答弁しました。

3月10日、19日の県議会土木環境委員会では、
この1年間の高台再調査結果である高台案4案が説明され、
『高月山の既存浄水場用地を活用する案』に、ほとんどの委員が賛同しました。
村も高台案の中では、その『高月山案』が一番良いと認めていることから、
「この高月山案で、もう企業局長が決断すべき」という意見も多く出ました。
県政与党の委員だけでなく、野党である自民党の委員も、
「村側のトップも、県が最終的に判断すれば、
 受け入れることもやぶさかではないという考えを持っている感じがする。
 後は、企業局がどう判断するかというところまできている。
 村のほうに委ねるというような、責任を村側に投げたりするのは、よくない。
 ボールは企業局に投げられている。しっかり対応してもらいたい。」
と述べました。
「このまま高台案で決着がつくのでは...?」と期待したのですが、
あと一歩で採決には到らず、審議未了で今期廃案となりました。

3月27日の県議会本会議において、狩俣信子予算特別委員長より、
座間味浄水場の今後の見通しについて、
「(企業局長から)今後、住民説明会や座間味村との調整等を踏まえ、
 地元住民の合意に基づいた選定の方策について協議を進め、
 企業局として最終的に判断したいと答弁がありました。」
と報告がありました。

4月1日に、新しい企業局長に代わりました。

6月7日には、県議会議員選挙があり、新しい県議が決まりました。
県議会の体制も新しくなるので、土木環境委員会も再編されます。
新しい県議や委員に、これまでの経緯を踏まえてしっかり審議していただくため、
この浄水場問題を、一からまた把握してもらえるよう努力しなければなりません。
道半ばで大変な状況ですが、
今回引退される土木環境委員長が後継者にしっかり引き継ぎしてくださったりと、
大変ありがたい状況もあり、心励まされながら、がんばっています。

6月8日に『座間味浄水場建設予定地の変更を求める会』から、
「観光立村・座間味島に計画されている浄水場建設について、
 安全な場所への変更を求める陳情」を県議会に提出しました。

6月17日・18日に、座間味浄水場建設の住民説明会が4回に分けて開催されました。
『高月山案』と『阿真キャンプ場案』の2案に絞られて、長所短所が説明され、
住民の意見を聞くという趣旨の説明会でしたが、
冒頭で、新しい企業局長が、これまでの県議会の流れと一転して、
「住民の意見を村で取りまとめて、村に建設場所を選定していただく」と発言し、
村長は、「ゼロベースで考える」ということを強調しながらも、
「今の浄水場(高月山案の敷地)は災害拠点施設にしたい」という新しい提案を持ち出し、
だから、「新浄水場建設は『阿真キャンプ場案』の方がよい」という発言を繰り返しました。
その上で、村が参加者にアンケートを取り、村が意見を取りまとめて判断するとしたため、
参加した住民からは、
「建設予定地は企業局長が決めるのではなかったのか?県に決めてほしい。」
「津波被害がある『阿真キャンプ場案』はまず外されるべき。なぜ残っているのか?」
「災害拠点施設の話は寝耳に水、論点のすり替えだ。別で話し合うべきなのでは?」
「来た人だけに村がアンケートを取るのでは、不公平不透明だ」として、
『住民投票』を求める声も上がりましたが、
企業局長は「村が選定する」というところは変えず、
村も「住民投票はしない」との方針を示しました。
建設場所について、住民は、
『高月山の既存浄水場用地を活用する案(建て替え案)』を高く評価し、
「津波被害のない高月案で建ててほしい」
「阿真キャンプ場は住民にとって大切な場所だから、そこには建ててほしくない」
という意見が多く出ました。
しかし、今までの住民説明会と違い、役場職員が多数、住民側の席に座っていたため、
「アンケートのために動員されているのではないか?」などの声も出て、
住民の不信感が募る説明会となりました。

6月22日には、『座間味ダイビング協会』、『座間味村ホエールウォッチング協会』、
『座間味ウミガメ会』、『阿真区 ウミガメと里海を守る会』の村内4団体からも、
県議会に陳情が提出されました。

6月24日・25日に、新県議の翁長雄治氏が来島し、
現場視察と、住民との意見交換会をしました。

6月30日の県議会本会議の初日に、
今まで、何度も『座間味浄水場問題』について発言してくださっていた
赤嶺昇県議が県議会議長に選任されました。
新しい土木環境委員も選任されました。

7月8日の県議会本会議の会派おきなわの代表質問で、
平良昭一県議が『座間味浄水場問題』について、
「津波被害を防ぐためにも高台にすべきと思うがどう考えているか」
「選定地決定は、県の責任でやるべきではないか」
と質問する予定です。

7月11-12日の日程で、新土木環境委員の県議らが視察予定。
座間味浄水場関連の現場をくまなく見て、
住民と意見交換する予定です。

7月13日の県議会本会議の一般質問では、
翁長雄治県議が、
「座間味浄水場建設の現状について」
質問します。

そして、7月16日頃、土木環境委員会が開かれ、
『座間味浄水場問題』が審議されます。

県議会の本会議も、土木環境委員会も、中継配信されます。
これまでの議事録等については、追ってアップしていきます。


浄水場問題に関連することも、それ以外のことも、
いろいろあって、めまぐるしい日々を送っていますが、
まくとぅそーけーの心で、あきらめずに、がんばります。
引き続き、応援していただけると、とても心強いです。
どうぞよろしくお願いします。

 

 

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