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2018年10月

2018年10月21日 (日)

陳情へ

いろいろとめまぐるしくて、追いつかなくて、なかなかアップできずにすみません。
浄水場問題のその後の報告です。

企業局や村との話し合いを求めても、なかなか応えていただけないので、
9月27日付で、企業局長と村長宛に対話のお願いを提出しました。

それでも、何の対応もないので、
ダメ元で、県議の方々に相談をしたところ、会って話を聞いていただき、
急きょ、環境省、県議会、企業局長への陳情日程が決まり、
ドタバタと陳情に行ってまいりました。

10月11日の環境省へは、沖縄選出の糸数慶子参議院議員が同行してくれたのですが、
環境省へ出向くと、地元のマスコミも詰めかけていて、びっくりでした。
住民の会の事務局長である宮平譲治譲治村議会議員から、
速水香奈国立公園企画官へ陳情書を手渡し、
浄水場建設において、国立公園である座間味島の実情が反映されていないこと、
かけがえのない自然と観光地、そして島人の心が守られるよう、
環境省より県企業局に対して指導してほしいことなど、お願いしました。

みなさんから寄せていただいた4000名以上の方の署名とメッセージも一緒に手渡し、
必ず、読んでいただくよう、お願いしました。
【動画】環境省へ陳情後のインタビュー

その後、企業局長への陳情には、新垣光栄県議会議員も同行し、
「座間味ダイビング協会」「座間味ホエールウォッチング協会」
「座間味ウミガメ会」「阿真区ウミガメと里海を守る会」の4団体連名の
陳情書を手渡しました。

陳情の後、企業局との意見交換の場を作ってくださいました。
2時間に渡って意見交換しましたが、
企業局は、「村の強い意向と連携して遂行する」との一点張りです。

村は「県の事業だから、村は意見を言う立場にない」とずっと言ってきているので、
こちらとしては、どう解釈していいのか分からなくなります。
住民が県と力を合わせて、よりよいものを造ろうと提案している代替案に関しても、
土地取得が困難であると机上論で片付けようとし、
双方の言う必要筆数の食い違いもあったので、具体的に確かめると、
建設に必要な面積が、いつのまにか約3000㎡から5000㎡に増えていることが、
今回、初めて分かりました。

また、海への影響が心配されていた排水の放流先についても、
企業局は、HPで、「予定地の脇を流れて阿真ビーチにそそぐ河川には放流せず、
放流先及び放流方法については再度検討いたします。」と発表していますが、
再検討される排水先候補地には、その河川の上流や「阿真港」も含まれており、
そこに流されたら、結局、状況は同じで、海への影響が心配されます。
そこで、「具体的な放流先の明示と約束をしてほしい」と切にお願いしましたが、
「検討します」と言うだけで、その要望には応えてくれず、
不安の残る意見交換会となりました。

翌日には、住民の会の中村毅会長から、新里米吉県議会議長に陳情書を手渡しました。
議長も、大変関心を持ってくださっており、陳情書の受け取りだけでなく、
異例に時間をとって、いろいろと話を聞いてくださいました。
議長は、「とにかく、双方のコミュニケーションが足りない。
もっと話し合いを深める必要がある」とおっしゃってくださいましたので、
これから、その機会もいただけると思います。
対立ではなく、対話を深めて、お互いに納得のいく案を模索していきたいと思います。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/329834


今回お世話になった議員さんたちは、
こんな小さな島の問題にも、本当に親身になって動いてくださり、
「議員」の印象が変わりました。
沖縄には、こんなすばらしい議員さんたちがいるんだと、うれしくなりました。

この後、玉城デニー新知事体制になって初めての第7回沖縄県議会が始まり、
10月23日に土木環境委員会で審議が行われ、26日本会議で採決されます。
土木環境委員会で、ちゃんと審議していただけるよう、
これまでの経緯などいろんな資料をわかりやすくまとめて、
委員の皆さんに送ったりして、がんばっています。

正直なところ、頭も体力も心もヘトヘトですが、
みんなに愛される浄水場が建設されるよう、がんばります!


★ネット署名のHP:https://peraichi.com/landing_pages/view/7vlb1
★うみまーるの浄水場のページ:http://www.umima-ru.com/josuijo.html
 (みなさんが寄せてくださったメッセージも少しずつアップしています)



2018年10月 9日 (火)

ビーチクリーン

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2018年10月9日・大潮

座間味は台風24号と25号が立て続けに直撃しました。
特に24号は大きくて、台風の目に2時間くらい入りました。
台風が去った後は、早速、阿真ビーチのビーチクリーンです。
台風24号が去った直後の9月30日は、
2人で4時間以上かかって、46キロのゴミを拾いました。

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台風25号が去った直後の10月6日は、
2人で3時間以上かかって、17キロのゴミを拾いました。
その後、島の子どもたちのグループも来て、
拾いきれずにビーチに残っていた小さなゴミを拾ってくれていました。

20181007c

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