マーナ
座間味も、今年の冬はとても寒かったのですが、
2月も後半になって、やっと暖かい日が続いています。
阿真ビーチでは、マーナ(ハマカブラ)が満開です。
その名のとおり、浜に生える菜の花の仲間で、
方言名のマーナは、漢字で書くと「真菜」で、
本当の野菜=野菜としておいしく食べられる
という意味だそうです。
内地のアブラナより少し香ばしく、
ゴマ油のような風味がします。
自分たちが座間味に住み始めた頃は
阿真ビーチにたくさん咲いていたので、
冬の季節に1、2度は、
花芽や若葉を摘んで、おいしくいただけたものでしたが、
外来植物が増える一方で、年々少なくなってしまいました。
そこで、マーナも守っていこうと
昨年から、マーナ周辺の外来植物駆除もがんばっていました。
毎週日曜日の午後に、
海岸植物の保全活動を行っているのですが、
1~2月は、8回行って、
合計159kgの外来植物を駆除しました。
その甲斐あってか、まだまだ数は少ないながらも、
あたたかな黄色の花びらをいっぱいにほころばせて、
冬の海を明るく彩ってくれています。
来年は、もっといっぱいマーナが咲いてくれますように。
冬の旬の味として、また少し頂けるくらいに増えてくれるといいな。
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