みな また、よみがえる
友人の写真家・尾崎たまきさんの写真絵本『みな また、よみがえる』が出版されました。
かつて、「魚(いお)湧く海」と呼ばれた熊本県の水俣湾。
その豊かな海が、化学工場から垂れ流された水銀によって汚染され、
あの悲しい水俣病が起こり、
それから何十年もかけて、ようやく元気な海に戻りつつある姿が、
たまきさんの優しい目線で捉えられた写真で、克明に伝えられています。
人間活動に翻弄されながらも、 たくましく生きる海の生きものたち、
誰が悪い、何が悪いではなく、その時を懸命に、
この海とともに未来へ生きていこうとする輝くいのちたち。
水俣弁で綴られた温かい文章とともに、深く心に染みました。
この水俣湾に限らず、
繰り返される人間の環境破壊に対する普遍的なメッセージが、
ぎゅっと詰まっているように思いました。
原発の問題が深刻化していく今まさに、力を与えてくれる本です。
誰が悪い、何が悪いではなく、その時を懸命に、
水俣弁で綴られた温かい文章とともに、深く心に染みました。
この水俣湾に限らず、
繰り返される人間の環境破壊に対する普遍的なメッセージが、
ぎゅっと詰まっているように思いました。
原発の問題が深刻化していく今まさに、力を与えてくれる本です。
子どもから大人まで、幅広い層で感じることができる本です。
ぜひ、手に取ってみてください。
くわしくは、新日本出版社のHPの新刊案内と
http://www.shinnihon-net.co.jp/child/detail/name/%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%80%80%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%80%81%E3%82%88%E3%81%BF%E3%81%8C%E3%81%88%E3%82%8B/code/978-4-406-05711-0/
尾崎たまきさんのHPをご覧ください。
http://www.ozakitamaki.com/
最近のコメント