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2012年12月23日 (日)

サンゴ礁保全活動

20121222


2012年12月22日・長潮

座間味ダイビング協会による今年最後のサンゴ礁保全活動でした。
うみまーるの2人も、久々に参加してきました。
内海のポイントで、最近、またオニヒトデが増えてきたようなので、その駆除活動です。
以前は、オニヒトデを網に入れて持ち帰り、陸に埋めていましたが、
今は、オニヒトデを見つけると、酢酸を注射して駆除します。
美しいサンゴの海を守るため、島のガイドみんなで協力して、
試行錯誤しながら、がんばっています。

でも、もともと、オニヒトデも、サンゴ礁の一員です。
だから、オニヒトデがサンゴを食べることは、決して悪いことではなく、
魚がプランクトンを食べること、人が魚を食べることと、まったく同じ行為です。
問題なのは、「数が増えすぎている」ことなのです。

では、なぜ増えすぎているのか。
それは人間活動の影響により、海が富栄養化することが一番の原因と言われています。
開発による土砂や生活排水などで有機物が海に流れ込み、植物プランクトンが増え、
それを食べるオニヒトデの子どもが生き残りやすくなっているのです。

オニヒトデは成長とともに、プランクトン食から藻食、サンゴ食へと変わります。
有機物の多い沖縄本島の海で育ったオニヒトデが、食べるものを求めて、
サンゴの豊かな座間味の海へ移動して来ているのではないかと見る研究者もいます。

とても悲しいことですが、今のところ、彼らを駆除することでしか、
この美しいサンゴ礁の生態系のバランスは保てないのが実情です。

その、おおもとの原因は、私たち人間にある。
自然に対して、人間はどうあるべきか、
犠牲となった多くのオニヒトデのためにも、
もっと考えて、行動していきたいと、いつも思います。

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コメント

オニヒトデがサンゴより綺麗だったら
みんな駆除しないんですかね?

いわどーさん
サンゴは、サンゴの海の生態系の土台(要)で、
サンゴが生きていることで、たくさんの生きものたちが暮らしていけるので、
みんなで守っているのです。

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