2018年10月 9日 (火)

ビーチクリーン

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2018年10月9日・大潮

座間味は台風24号と25号が立て続けに直撃しました。
特に24号は大きくて、台風の目に2時間くらい入りました。
台風が去った後は、早速、阿真ビーチのビーチクリーンです。
台風24号が去った直後の9月30日は、
2人で4時間以上かかって、46キロのゴミを拾いました。

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台風25号が去った直後の10月6日は、
2人で3時間以上かかって、17キロのゴミを拾いました。
その後、島の子どもたちのグループも来て、
拾いきれずにビーチに残っていた小さなゴミを拾ってくれていました。

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2018年9月17日 (月)

満開です

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2018年9月17日・小潮

今、阿真ビーチでは、グンバイヒルガオが満開です。
つややかな緑の葉の間から、ピンクの花をほころばせて、
みんなで楽しそうに海風にゆれています。

まだまだ花芽をいっぱいにつけているので、
10月中旬くらいまでは、この光景を楽しめそうです(台風さえ来なければ)。
朝から咲き始めて、昼下がりにしぼみ始めるので、午前中から昼ごろが見頃です。
この時期に座間味へ来られる方は、ぜひ見に来てください。
太陽に向かって、みんなでニコニコ笑っていて、元気をもらえますよ。


10年ほど前から、阿真ビーチの保全活動を地道にやってきましたが、
特に、1年半前の大規模なイベントで海岸植物が壊滅状態になってからは、
かけがえのない島本来の植物群落を守ろうと、
このエリアの植物の保全に、集中的に取り組んできました。
人の出入りが多くなるにつれ、外来植物の種類も数もどんどん増えている現状で、
そのままにしておくと、在来植物が負けてしまって、本物の島の自然が失われてしまいます。

毎週日曜日の午後、クリノイガやシロノセンダングサなどは、一本いっぽん根っこから抜き、
寄生植物のアメリカネナシカズラは、独特の汁で手が茶色く染まりながらも、
在来植物の茎やつぼみに巻きついたツルを、丁寧に取り除いていきました。
アメリカネナシカズラは、本当に苦労しました。
少しでも残るとそこからまた何本ものツルを伸ばすので、いたちごっこです。
(2017.12.29のブログ「海岸植物の保全活動」)
あきらめないで、根気強く続け、
時には、心やさしい地元住民や観光客のみなさんも手伝ってくれて、
そんなあたたかいご協力のおかげで、やっと元の阿真ビーチの風景が戻ってきました。

そして、今、いつもより遅い開花でしたが、
グンバイヒルガオが緑の間からピンク色の花を一斉に咲かせ、
白い砂浜とケラマブルーのグラデーションを鮮やかに引き立たせていて、
この美しく広がる島本来の自然の風景に、ただただ感動しています。
観光客のみなさんも、写真を撮ったりして、楽しんでいます。

今でも、気を許すと、あちこちからオレンジ色のツルが伸びてくるので、
毎週の駆除活動は地道に続けています。

しかし、おととい、
突然、この保全活動はやめてほしいと告げられました。
つらく悲しかったです。
もしかしたら、この光景は、今年で見納めになるかもしれません...。


見に来られた観光客の方が、
「わー、きれい。」「ピンクの星がいっぱい♪」とか、感嘆の声をあげ、
「島へ来るたびに写真に撮って、家に飾っています。」とか
「来年も楽しみにしているので、がんばってください。」と、声をかけてくれたり、
これまでの区長さんをはじめ、
民宿のオーナーや地域の方々が、保全にともに協力してくださいながら、
「あなたたちのおかげで、阿真ならではの自然と景観が守られている。
 観光客のみなさんも、大変喜んでいるよ」と言われてきたので、
うれしくて、がんばってきました。

でも、
今の地域の代表の方たちにとっては、そうではなくなったのです。

身に覚えのない噂にも、悲しい気持ちになりました...。


でも、やっぱり、
島の宝、いや、地球の宝であるこの自然は守っていきたいです。

その後、一般の地域の方や観光客から、
とても残念がる声や応援の声をいただいて、大変励まされましたので、
少しでもいいから、残していけるよう、
少しでもいいから、保全活動を続けさせてもらえるよう、
改めて、お願いしてみようと思っています。


秋の渡りの季節を迎え、
浄水場建設予定地になっている阿真キャンプ場の多目的広場の草原には、
旅の途中のヤツガシラやセイタカシギの姿が見られるようになってきました。
この場所も、どうなるのか...
守れるよう、あきらめずに、がんばりたいです。

国立公園になってから、
なぜか、自然が失われようとすることが増えている座間味島です。


★ネット署名のHP:https://peraichi.com/landing_pages/view/7vlb1
★うみまーるの浄水場のページ:http://www.umima-ru.com/josuijo.html
 (みなさんが寄せてくださったメッセージも少しずつアップしています)


2018年9月14日 (金)

9月村議会と第3回住民集会

浄水場問題のその後の報告です。

9月9日に座間味村議員選挙が行われ、
今回の浄水場問題にともに取り組んでくれている議員が、トップ当選しました!
声を上げられない村民が多く、圧力もかかっていたので、
そんな中、とてもうれしかったです。
同じく協力してくれている議員も2位当選です。
個人的には、浄水場問題の民意とも思っています。
そして、その3日後、村議会9月議会が行われ、
トップ当選した議員が、一般質問で、浄水場問題を取り上げてくれました。
座間味村9月議会・一般質問(浄水場問題について)要約
それと同時に、住民の会から村議会へ
「県知事へ浄水場予定地の変更を求める意見書採択の陳情書」を提出していたのですが、
最終的に「書類不備」で取り下げとなり、いろんな問題や島の現実が浮き彫りになりました。
くわしくは、第3回住民集会で報告しましたので、議事録(要約)をご覧ください。
 『座間味浄水場建設予定地の変更を求める会』第3回集会・議事録(要約)
露骨な圧力があちこちでかかり、事務局へも直接かかるようになってきました。
浄水場問題とは、直接関係ないようなことまで圧力が及び、
ここまでやるのかと、みんな精神的に追いやられていますが、
あきらめずに、かけがえのない島の宝を、地球の宝を守れるよう、がんばります。


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2018年9月 8日 (土)

つづいています

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ひきつづき、島内でこの↑チラシを配って、ご協力を呼びかけています。

8月23日に県企業局と村長のコメントが発表されると、
「もう阿真キャンプ場に決まったんでしょ」という声が聞こえてくるようになりました。
いえいえ、状況は8月1日から変わっていません。
むしろ、村長が、住民の意見を聞きながら進めようとする姿勢を見せてくれたので、
これから、見直しに向けて、話し合いを期待しているところです。

排水については、阿真ビーチには直接流さず、
座間味港に注ぐ川の下流域に持っていくとの案も示されていますが、
その距離2kmあまり。
排水先は、住民が提案している代替案「ダム下流域(ナガマシ)」案のすぐ近くなので、
それならば、代替案の場所に作らない手はないです。

阿真キャンプ場だと、座間味ダムから約2.5km離れているので、
ダムで取水した水は、西に2.5kmの道のりを通って浄水場に運ばれ、
そこでできた排水は、東に2kmの旅をして、座間味港に注ぐ川に流されることになります。
代替案「ダム下流域(ナガマシ)」ならば、取水に500m、排水に150mです。

問題は排水の影響だけではありません。
その場所自体も、自然や景観にとって、大事な場所です。
つい最近、ヤツガシラが旅の途中で島に立ち寄ってくれていたらしいのですが、
建設予定地になっている阿真キャンプ場の多目的広場でも、よく羽を休めています。
安住の地が少なくなれば、もう島には寄ってくれなくなるかもしれません。


9月は選挙続きで、
明日には村議員選挙が、30日には県知事選挙が行われます。
その結果によっては、この浄水場問題も左右されるかもしれません。
善悪の分別があって、島全体のことをしっかり考えて、動いてくれる人、
ちゃんと自分の意見を言える人が当選してくれることを願っています。

自分たちは、引き続き、草の根活動で地道にがんばるのみです。
あきらめず、このかけがえのない自然を守りつづけます。

そうそう、阿真ビーチのグンバイヒルガオが満開になってきています。
つややかな緑の葉の間から、ピンクの花をほころばせて、
みんなで楽しそうに海風にゆれる姿に励まされています。
建設予定地のキャンプ場多目的広場も、広々とした草原を吹きぬける風が清々しいです。
その様子は、次回、お伝えします。


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2018年8月24日 (金)

てぃーちなーてぃーちなー(一歩一歩)

座間味浄水場建設問題のその後の報告です。

昨日8/23に、沖縄県企業局と座間味村のHPに、
「座間味浄水場建設に関するご意見へのコメント」がリリースされました。
お互いにリンクされているので、どちらかを見れば、どちらも見れます。

◆沖縄県企業局のコメント
 
https://www.eb.pref.okinawa.jp/opeb/309/1611
◆座間味村長のコメント
 
http://www.vill.zamami.okinawa.jp/news/2018/08/post-212.html

浄水場建設計画についての企業局の見解は、
8月1日の住民説明会での話と同じです。
排水先の再検討はすると言っても、場所の変更の見直しはないです。
みなさんの税金を使ってせっかく造っていただくのだから、
みんなに喜ばれる形で建設していただきたいです。
島の宝である自然を、未来へもちゃんと残していけるような
つくった人もつくってもらった人も、子や孫にも自慢できるような浄水場になるといいなと願っています。

しかし、これまで、公務出張などでなかなか説明会などに出席できなかった村長が、
「地域に受け入れられる施設建設に向けて尽力する」とコメントしてくれたので、よかったです。
改めて、住民の意見を聞きながら取り組んでいこうとする姿勢を見せてくれました。
できれば早めに、住民との意見交換会などを開いていただければいいなと期待しています。

ただ、実際には、浄水場建設は県の事業なので、
県議会で協議していただかなければ、どうにもならないので、
引き続き、次の県議会で取り上げていただけるよう、働きかけていきます。
村内の各団体にも賛同を呼びかけていて、連名で陳情する予定です。
この島の自然を愛するみんなで、力を合わせて守っていきたいです。

また、代替案の土地に隣接している道が幅3mなので、
県企業局から幅4mの道に接道の規定を満たしていないから不可と指摘されたので、
今、4mの幅の道の分も新たに確保しようと、地権者を探し、交渉にあたっています。
また、幅4mの接道があっても地権者が多いため、企業局があきらめた土地についても、
住民の力で当たってみようと、がんばっています。
ちょうど旧盆で、島出身者の方々が島に帰ってきておられるので、
その方と面識のある島人と一緒に説明に回ったりしています。

明日は、旧盆のウークイ。
この地を守ってきてくれた先人たちは、
この世に帰ってこられて、この状況をどう見られたでしょうか。
どのように未来へつなげていけばいいのでしょうか。
きっと導いてくれると思います。

まさにカメのような歩みですが、
引き続き、あきらめず、一歩一歩前を向いて進んでいきたいです。
がんばります!

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2018年8月10日 (金)

受け継ぐ思い

「座間味浄水場建設予定地の変更を求める会」が発足し、その後の報告です。

さっそく、事務局でドタバタと陳情書を作成し、
8月5日付で、県知事と県議会議長宛に送りました。
翌6日には、県議会土木環境委員の12名の県議にも、
議長宛の陳情書の複写を送り、議会で取り上げていただくよう、お願いしました。

(陳情書原本コピーなど詳しい資料は、
こちらからダウンロードしてご覧いただけます。
 → http://www.umima-ru.com/josuijo.html
 ページ後半部分です。)
 
8月7日には、
別件の用事で、県議会総務企画委員会の県議団が島へ来られたのですが、
この機を逃すわけにはいかないと、会のメンバーで港で出迎え、
会長から委員長に陳情書を手渡し、
「島のかけがえのない自然と観光地、島人の心が守られるよう、
どうか、お力添えをお願いします」と直訴しました。
その場で、国内外から寄せられた3000あまりの署名やメッセージも見てもらいました。
すると、視察予定になかった建設予定地の「阿真キャンプ場」と
「港湾テニスコート」も視察されたので、会のメンバーで説明を行いました。
帰りのフェリーの時間が迫っていたため、
ダム下流域の候補地までは、残念ながら視察できませんでしたが、
県議さんたちは、「阿真キャンプ場はどう考えてもおかしい、
代替案のダム下流域が一番適しているように思う」と、口々に言われました。
しかし、その議員さんたちは総務企画委員で、
実際には土木環境委員の方たちに考えてもらわなければならない事案らしいので、
確実に、9月議会の議題に上げていただけるためにはどうすればいいかなど、
昨夜、「予定地の変更を求める会」の第2回集会(住民会議)を開き、
今後の動きを話し合いました。
みんなで力を合わせて、もっと県や村、各団体へ働きかけていく予定です。


そんな中...
命をかけて、沖縄の自然とウチナーンチュの心を守ってきた人が、
亡くなってしまいました。
今の沖縄にとって、不可欠なリーダーを失ってしまいました。
今回の浄水場のことも、知事まで声が届けば、
見直してもらえるはずだと、信じていました。
その夜は、悲しみでいっぱいでした。
でも、悲しみにくれてあきらめてしまっては、
それこそ、翁長知事は浮かばれないと思います。
今こそ、自分たち一人ひとりが、それぞれ強い意志を持って、一丸となり、
命をかけた知事の思いも、引き継いでいかなければと思っています。
そして、この阿真の地も、必死に守ってきてくれた先人たちがいます。
時には、うるさいとか頑固だとか言われながらも、

それでも、「自然は島の宝。子や孫に残してやりたい」と体を張って、
島の宝を守ってきてくれました。
それだからこそ、今の阿真の自然があります。
その思いを、大事に受け継いでいきたい。未来につなげていきたいです。


署名は、9月議会の直前に県議会に提出する予定です。
まだまだ募っていますので、
もしよろしければ、さらにご友人や知人の方に拡散していただけるとありがたいです。
みなさんから寄せられた思いは、メッセージ集としてまとめ、
訴えに添えさせていただこうと思っています。
寄せられたメッセージを拝見すると、
こんなにも、この星の自然、阿真の自然を大切に思っている人がいることと、
その思いの深さに感動し、力をもらっています。
観光客のみなさんにも守られてきた自然なんだと実感しています。
ともに、未来へつなげていきましょう。



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 (少しずつ更新しています)

2018年8月 3日 (金)

浄水場の住民説明会

応援してくださっているみなさま、報告が遅くなり、ご心配かけて、すみません。

8月1日の説明会は、みんなで探した代替案を一生懸命説明したり、
港湾の使われていないテニスコート場を再度検討してもらえないかなど、
多くの住民が見直しを求めて声をあげ、3時間以上かけて、議論したのですが、
県は、「阿真キャンプ場」での建設の姿勢を崩さず、
事業は、強行されることになりました。

鳥、ウミガメ、サンゴの専門家から「自然への影響はほとんどない」というコメントをもらった、
排水先を見直すことも検討しているという説明もありましたが、
そう言って行われた過去の工事のほとんどが、その後、自然への影響があり、
そもそも、そういう心配のある大事な場所での開発は避けるべきです。

こんなにも多くの住民が見直しをお願いしているのに、代替地まで探しているのに、
なぜ、ここまで「阿真キャンプ場」にこだわるのか。
何か住民に知らされていない事情があるのではないかという疑念の声も上がりました。
住民のほとんどが納得できません。
あきらめたくない。
かけがえのない、この島の宝、地球の宝を絶対に守りたいです。

説明会の後、住民は会場に残って話し合い、
「座間味浄水場建設予定地の変更を求める会(仮)」を立ち上げ、
県に陳情していくことになりました。
ちょうど8月7日に島に県議団が視察に訪れるという情報が入り、
それに向けて、陳情書など用意しようと、ドタバタとがんばっています。
その作業に追われ、十分なご報告ができず、本当に申し訳ありません。
まずはそこに向けて、がんばります。

署名も引き続き、受け付けていますので、
みなさまのお力をどうか貸してください。
引き続き、どうぞよろしくお願いします!

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 (少しずつ更新しています)

2018年7月20日 (金)

阿真ビーチの危機

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2018年7月20日・小潮

国立公園・ケラマ

「ウミガメに会えるビーチ」がピンチ!


座間味島の西側にある阿真ビーチは、
浅瀬には海草が生え、沖は豊かなサンゴ礁が広がり、
色鮮やかなサンゴや魚、ウミガメたちがのんびり暮らす自然のままの、貴重でしあわせな海。
ちょっと海に入れば、気軽にウミガメと会える奇跡のビーチです。
そんな出会いや癒しを求めて、国内外から観光客が訪れ、
ウミガメとの再会を楽しみに毎年通ってくる常連客も多く、
沖のサンゴ礁では、たくさんのダイバーが潜り、その感動を共有しています。

しかし、今、その阿真ビーチのすぐ近くで、
浄水場建設など様々な開発計画が持ち上がっていて、
そのかけがえのない自然が壊れてしまうのではないかと心配しています。

浄水場は、阿真ビーチに隣接するキャンプ場内の「多目的広場」に造られる予定です。
その広場は、広々とした開放的な緑の草原で、
セイタカシギやヤツガシラ、アマサギの群れなどの旅鳥が羽を休め、
国内最大の蝶オオゴマダラなどがふわふわと舞い、
銀緑色の葉が香しいハマゴウや花輪のようにかわいらしい白い花をつけるハマボッスなど、
牧歌的な島の風景とやさしい自然をのんびり楽しめる場所です。

その場所に今、これまでにないものが仮置きしてあるのですが、
それだけでも、「あれは何ですか?」「違和感がある」「阿真の雰囲気壊れる」と
ビーチクリーンのたびに、観光客のみなさんから、声を掛けられます。
特に、この地を故郷のように毎年通ってこられる常連さんは、とても残念がっています。
ましては、浄水場のような大きな建物が建ったら、みなさんどういう気持ちになるでしょうか。

また、浄水場からの排水予定先は、阿真ビーチに注ぐ川の河口なのですが、
「ウフグシ」と呼ばれるそこは、一般的な河口と違っています。
ほぼ一年中、河口には、自然に砂が堆積して川を堰き止めているため、
上流から流れてきた富栄養化した茶色い水は、常に砂でろ過され、
海へ浸み出るまでには、透明できれいな地下水となって、海底から湧き出ています。
この堆積した砂にろ過され、水質が良くなった地下水と適度な栄養が、
阿真ビーチの海草やサンゴを育て、ウミガメや魚たちを育み、ケラマブルーを保っているのです。

ただ、年に2,3回、台風などの増水時には、
河口の砂が決壊し、茶色い川の水が直接流れ込みます。
すると、海の水が富栄養化して、河口近くの海底はすぐに褐色の藻類に覆われます。
繁茂した藻は、海草やサンゴをどんどん覆い尽くしていきますが、
台風が去れば、
いつも一週間程度でまた河口に砂が堆積し、川の水が堰き止められるので、
藻類は減退し、海草やサンゴが元気に復活します。
その間に、上流では淀みもなくなり、この時をチャンスとオオウナギの稚魚も遡上します。
そうやって、ケラマブルーの海と、森の中をつたう川の自然が保たれているのです。
それは、絶妙な自然のバランスが生み出したかけがえのない産物で、
人の手では到底作り出せない奇跡の自然作用です。

しかし、そこへ浄水場から毎日90トンの排水が流されることになると、河口は常に開かれ、
茶色い川の水はそのまま海へ注ぐことになり、このバランスは大きく崩れることになります。
このままでは、ケラマブルーの海も、すくすく育つサンゴや魚たちにも、
無邪気に海草をはむウミガメたちにも、会えなくなってしまうかもしれないのです。
(詳しくは、『阿真ビーチ自然観察ガイドVol.5』P.47〜48)


一度こわれた自然を取り戻すのは難しいです。
自然は、人間が作れるものではないし、お金で買えるものでもないです。

今の状態の阿真の自然に、
住民も観光客も、どれほどたくさんの恵みや癒しをもらっていることか...。
島の宝であり、地球の宝だと思っています。
だから、守りたいです。

住民はみな、決して浄水場建設の反対はしていません。
ただ、場所を見直してほしいとお願いしているのです。
 
 
島の若者たちが、今回の問題を分かりやすくまとめたHPを作ってくれたので、
ご覧ください。
★こちらをクリック→【ウミガメに逢えるビーチを守るために浄水場建設予定地の変更を!!】

また、住民向けに作った資料と新聞記事を添付します。

★第1回説明会内容とその後の動きを知りたい方
 →「第2回浄水場説明会に参加しましょう.pdf」をダウンロード

★新聞記事→https://ryukyushimpo.jp/news/entry-764433.html
(※記事の中で説明会3回目というのは、隣の阿嘉島で4月に行われた説明会を合わせて、
  村内で3回目ということで、阿嘉島は島が違うので、建設内容は別になります。
  座間味島の説明会は2回目となります。)

このブログには軽いデータのものしかアップできなかったので、
もっと詳しく知りたい方は、下記のホームページから資料をダウンロードしてご覧ください。
http://www.umima-ru.com/josuijo.html
このブログと同じ文面で、下の方に資料を添付しています。

7月19日に予定されていた第2回説明会は、
台風の影響が予想されるとのことで、急きょ延期となりました。
次回の日程は、まだ決まっていませんが、
計画を急ぐ県企業局は、
台風明けすぐにでも説明会を開催し、事業を進める方向で調整しているそうです。
→【8月1日18:30〜座間味村離島振興総合センターにて】開催予定となりました。

阿真ビーチファン、ウミガメファン、そして地球の自然を愛するみなさん、
ぜひ、沖縄県企業局へメッセージを送ってください。


Photo


そして、もしよければ、こちらにも思いを寄せていただけませんか?
企業局へのご意見をコピペでも、大歓迎です!
★ご意見やメッセージ送り先:info@umima-ru.com
みなさんからのメッセージを綴って、県など関係各所へ届けたいと思っています。
匿名ご希望の方は、お住いの都道府県と年齢(〇〇県/〇〇代)を添えてください。
よろしくお願いします。

※手書きの署名やメッセージは下記へお送りください。
 
 【送り先】
 〒901-3403 沖縄県島尻郡座間味村阿真150
 プチギャラリーうみまーる宛
 
 着払いで送っていただくか、元払いの場合には、同等の切手を返送させていただきます。
 お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。



「世界が恋する海」座間味の自然を、どうか救ってください!

 

2018年3月 8日 (木)

ヤールーのトンボ玉

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2018年3月8日・中潮

KINDONの誕生日に、素敵なトンボ玉が届きました。
作者はKINDONの大学時代の先輩・植田正恵さんです。
「海抱ヤールー」という作品名で、
青い海の中をクラゲが泳いでいるトンボ玉に
ヤールー(ヤモリ)の子どもがはりついているみたいです。
ガラス窓もスイスイ登れるヤールーの丸っこい指先が
うまく表現されていて、とてもかわいいですよ。
背中には、うみまーるのククルマークも入った特製品です。

正恵さんは、冬はトンボ玉作家、
4月からはダイビングインストラクターとして活動されてますので、
今の時期は、いっぱい新作ができている頃です。
ウミガメをはじめ、ハリセンボンやミナミハコフグ、
テングカワハギに、ウミウシ各種、
果てはパンダダルマハゼなどのレアな生きものまで、
ガイドダイバーならではの、いろんな海の生きものの作品があります。

正恵さんのトンボ玉については、
海と島の雑貨屋さんのとんぼ玉のコーナーをご覧ください。
http://www.croissant-island.com/tonbo/tonbodama.html

2018年2月26日 (月)

マーナ

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2018年2月26日・若潮

座間味も、今年の冬はとても寒かったのですが、
2月も後半になって、やっと暖かい日が続いています。

阿真ビーチでは、マーナ(ハマカブラ)が満開です。
その名のとおり、浜に生える菜の花の仲間で、
方言名のマーナは、漢字で書くと「真菜」で、
本当の野菜=野菜としておいしく食べられる
という意味だそうです。

内地のアブラナより少し香ばしく、
ゴマ油のような風味がします。

自分たちが座間味に住み始めた頃は
阿真ビーチにたくさん咲いていたので、
冬の季節に1、2度は、
花芽や若葉を摘んで、おいしくいただけたものでしたが、
外来植物が増える一方で、年々少なくなってしまいました。

そこで、マーナも守っていこうと
昨年から、マーナ周辺の外来植物駆除もがんばっていました。
毎週日曜日の午後に、
海岸植物の保全活動を行っているのですが、
1~2月は、8回行って、
合計159kgの外来植物を駆除しました。

その甲斐あってか、まだまだ数は少ないながらも、
あたたかな黄色の花びらをいっぱいにほころばせて、
冬の海を明るく彩ってくれています。

来年は、もっといっぱいマーナが咲いてくれますように。
冬の旬の味として、また少し頂けるくらいに増えてくれるといいな。

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