ざまみん ちゅら海 ちゅら島 いちまでぃん...

小さな島の大きな問題
『座間味浄水場問題』の今
を分かりやすくお伝えするウェブサイトを作りました。
ずっと座間味の自然や島のことを気にかけてくれて、
「今、どうなっているの?」と心配してくださっている皆さん、
大変大変お待たせしました。
どうぞこちらをご覧ください。

早わかり『座間味浄水場問題』
 https://zamami-josuijo.com/

おかげさまで、浄水場は、阿真ビーチ隣接地ではなく、
高台に建設されることで、正式決定されました。

拡散してくださった皆さん、ありがとうございました。
上記のサイトはまだ更新されていませんが、
スラップ訴訟の裁判はまだ終わっていないので、
引き続き、最後までの道のりをアップして、
『座間味浄水場問題』の事実をきちんと伝えたいと思っていますので、
今後とも、見守ってください。よろしくお願いします。

いつも自然や島を愛する心と、
やさしい気持ちを寄せてくださって、ありがとうございます。
皆さんの思いも一緒に「まくとぅそーけー」の心でがんばります!

【お詫び】うみまーるHP更新できていません...

うみまーるのホームページは、システムの不具合により、
2018年12月以降、更新できていません。
修理する時間がなく、ご迷惑とご心配をおかけして、
大変申し訳ありませんが、何卒ご了承ください。

 

2021年11月27日 (土)

2022うみまーるカレンダー

202111282022  

すっかり遅くなってしまいましたが、
2022うみまーるカレンダーも、例年通りのラインナップで、5種類誕生しています。

どんなときも変わらずそこにいて、元気や勇気を与えてくれる、
いつもの海や空や生きものたちの姿を綴りました。

卓上カレンダーは、グレードアップして、15枚綴りになりました。
つまり、ポストカードにすると14枚、お得です(笑)。

今回も、自然やいのちのすばらしさが伝わるよう、心を込めて、一生懸命作りました。
みなさんの日々の暮らしの中で、
心なごんだり、元気になるきっかけになれたら、この上ないです。

全国のわしたショップや、水族館、書店、沖縄のお土産物店やホテル売店、
各地の応援店などで販売中です。
ぜひ、お手に取って、見ていただけたら、うれしいです。
くわしくは、HPの商品取扱店のページをご覧ください。
http://www.umima-ru.com/agency.html

カレンダーの中身は、Amazonのサイトでも見ることができます。

今年は諸事情で、完成がかなり遅れてしまい、ご心配をおかけしてすみませんでした。
お問い合わせいただいたみなさんのお気持ちに、とても心励まされました。
本当に、ありがとうございました。

もし、気に入っていただけたら、
これからの季節、クリスマスや年末年始の贈り物にも、
うみまーるカレンダーを選んでいただけたら、とてもありがたくうれしいです!
まとめ買い特典もあります。
http://www.umima-ru.com/calender.html

どうぞよろしくお願いします!



2021年7月15日 (木)

グリーンパワー 7月号

202108287

  森と人の文化誌・月刊『グリーンパワー』7月号の書評欄で
『となりのウミガメ』が紹介されました。

森の記事が中心の雑誌ですが、
海の酸性化や捕鯨事情の記事もあり、自然のことを幅広く伝えています。
ぜひ、ご覧ください。

月刊「グリーン・パワー」2021年7月号 - 森林文化協会 (shinrinbunka.com)

 

2021年7月13日 (火)

パンプキン 7月号

20210811-7
月刊『パンプキン』7月号に、「しあわせ日和」というタイトルで、
8ページに渡り、海の生きものたちの表情をグラビアで紹介しています。
アジサシの親子、マンタ、アザラシ、アシカ、ハリセンボン、
カクレクマノミ、アオウミガメ、デバスズメダイが登場。
扉の「ほほえみ時間」では、イシガキカエルウオが出迎えます。

ぜひ、ご覧ください。

月刊「パンプキン」 | 潮出版社 (usio.co.jp)

2021年6月21日 (月)

『となりのウミガメ』

20210620
6月21日(夏至)・中潮

うみまーるのアトリエギャラリーから歩いて1分。
阿真ビーチに暮らすウミガメたちの写真集『となりのウミガメ』を出版しました。

ウミガメたちの自然のままの姿や行動を写真で綴り、
巻末には、ウミガメをとりまく自然や環境問題、保全活動などもまとめました。

舞台となっている沖縄・座間味島の阿真ビーチでは、20年程前から、
島の人も、観光客も、彼らの生活をじゃましたり、おどかしたりしないよう、
そっとやさしく大切に見守って、楽しく共存してきました。
しかし、その一方で、近年、悲しい変化が一部で起き始めていることも現実です。
ウミガメをはじめ野生の生きものたちと人間が、かけがえのない同じ地球に住む仲間として、
お互いを尊重し合い、今も未来も、ともにしあわせに生きていけることを切に願っています。

写真はすべて、ウミガメにストレスを与えたり、自然の営みを邪魔しないよう、
ストロボやライトを一切使用せず、
昼間は太陽の光、夜は月や星の明かりなど、自然光だけで撮影しています。

沖縄の各書店や物産店を中心に店頭販売されています。
ぜひ、多くの方に、手にとって見ていただけたら、とてもうれしいです。
また、Amazonでも取り扱っています。
Amazonのサイトでは、中身の写真なども見られるようになっています。
詳しくは、下記のサイトをご覧ください。
となりのウミガメ Our Neighbor The Sea Turtles (うみまーる写真集)  Amazon

実は、この本は3年前には出版するつもりだったのですが、
ここ数年、浄水場建設問題やリゾート開発など、島でさまざまな問題が起き、
喫緊の自然保護活動などに明け暮れていたため、3年越しにやっと完成したものです。
自然や島を愛するみなさんのおかげで、一番大きな問題だった浄水場建設問題が、
阿真ビーチ近くではなく高台で正式決定し、とりあえず一段落したので、
数年ぶりに、写真集制作等の本業を再開できました。
いろんな問題を抱えて、心身ともにヘトヘトになりながらも、
心を込めて、この数年分の溜まった思いも、未来への願いも込めて、一生懸命作りました。
子どもたちから大人まで、たくさんの人に見ていただけたら、この上ないです。

地元の新聞・沖縄タイムスが紹介してくださいました。
うれしかったので、リンク貼ってます。
沖縄タイムス『座間味のウミガメ 写真集に』掲載記事
また、FM千里の「ココロプレミアム」という番組でも紹介してくださっています。
【放送】 6/19(金)・6/25(金)16:00〜17:00
http://www.senri-fm.jp/timetable/index.html
http://info-fm.sakura.ne.jp/blog/?p=69331
6/25、7/2の放送では、時間が足りなくなってしまったので、
7/9の放送で『沖縄特集』をして、その中で詳しく紹介してくださるそうです。
ぜひ、聴いてみてくださいね。

今後もこのシリーズで、写真集やフォトエッセイを出していけたらいいなと思っています。
がんばりますので、また、楽しみにしてもらえたら、励みになります。
よろしくお願いします。



2021年6月17日 (木)

浄水場建設ついに高台で正式決定

『座間味浄水場問題』のその後です。

去年8月に知事が「高台への建設」を表明して以来、
住民に対しては、何も正式な発表がないままだったので、
住民説明会の開催を求めていましたが、
県議会2月定例会で、多くの県議の方たちが質問してくださり、
コロナの影響で住民説明会がなかなか開催できないのであれば、
「企業局のホームページ等を活用した周知をしてはどうか」とも提案してくださった結果、
4月になって、
『浄水場建設へのご協力のお願い』という文書が座間味島の全住民に配布されました。
その中で、企業局と村で協定書が締結されたことが示され、協定の条件として、
既存浄水場用地(高台)に建設することを村が承諾したことが、明らかになりました。
企業局配布資料「浄水場建設へのご協力のお願い」
座間味浄水場施設整備に関する協定書
また、企業局のホームページでも、
『水道広域化の計画について(座間味浄水場の建設事業着手)』が公表されています。
水道広域化の計画について(座間味浄水場の建設事業着手)

住民にとって、やっと、やっと、
正式に高台での浄水場建設が決定したという確約を得ることができました。

5月には、島内の各掲示板に、
『座間味浄水場建設に関するご意見・ご質問への回答について』という文書が貼り出され、
住民説明会については、
「浄水場建設に係る設計が完了後、着工前に、
浄水場建設の概要について、住民説明会を開催したいと考えております」
との回答がありました。
スケジュールでは、今年度いっぱい設計業務をすることになっているので、
住民説明会は来年になるようです。
ようやく高台への建設に向けて動き始めました。

島の自然と命を守る長い長い闘いが、ついに、一段落しました。
問題に取り組む中で、これまでにない程のさまざまな苦難も経験しましたが、
県議の皆さんが党派を超えて親身になって向き合ってしっかりと審議してくださり、
一番大きな問題だった浄水場問題が、
阿真ビーチ隣接地ではなく高台へ建設されることが正式決定し、
島の宝と安心安全を、未来へ守ることができました。

ちょうど3年前の6月18日に、第1回住民説明会が開かれ、
阿真ビーチ近くが建設場所になっていることが発覚し、住民はみな驚き、
場所の見直しを求める住民運動が起こり、島内外からたくさんの署名が集まり、
2年かけて、何度も県議会で審議され、動きが山場を迎えるたびに、
村外開発業者の代理人弁護士から「訴える」という内容証明が届き、
それでもがんばって事実を解明し、高台への見直しが進んできたところで、
突如、ちょうど1年前の6月17-18日の第4回住民説明会で、どんでんがえしがあり、
住民は驚愕し、新しい県議たちも現地視察やさらに深い審議をしてくださり、
全会一致で見直しを求める陳情が採択され、知事が記者会見し...と、
まさに、波乱万丈なこれまでの出来事が、走馬灯のように思い出されます。
実に密にめまぐるしく、いろんなことがありました。
みんな力を合わせて、よくがんばりました。
長い間、応援してくださった皆さん、本当に、本当にありがとうございました。
自然や座間味を愛するたくさんの皆さんのあたたかい気持ちのおかげで、
非常に心強く、あきらめない力になり、
正直、何度もくじけそうになりましたが、
「まくとぅそーけーなんくるないさー」の心で、最後までがんばることができました。
言葉にならないくらい、感謝しています。
本当に、ありがとうございました。

他にもいろいろな問題や大事な仕事を抱えていたため、
心身ともに疲労困憊ぎみで、
ご報告が遅くなってしまったことを、深くお詫び申し上げます。

浄水場問題に絡むスラップ訴訟の裁判の方はまだ終わっていませんが、
心配してずっと応援してくださっている方々の思いと優しさを心の支えに、
「まくとぅそーけー」を信じて、がんばります。
これからも、引き続き、未来に誇れるよりよい浄水場が完成するよう、
住民も協力しながら、見守っていきます。
これからも、引き続き、
座間味の自然を、ともに見守っていただけたら、うれしいです。

今後とも、どうぞよろしくお願いします。


2021年2月23日 (火)

県議会2月定例会

『座間味浄水場問題』のその後です。

6-7月の県議会で高台への建設が全会一致で採択され、
8月には知事が会見で「高台」を表明した後、
なぜか、住民に対しては、企業局からも村からも、
正式な発表や広報もないまま、半年が過ぎました。

11-12月県議会では、
企業局が村との調整を進めている最中との報告がありましたが、
依然として、住民説明会など開かれず、
住民には何の情報も入らず、進展もないままです。

2月16日から県議会2月定例会が開会され、
明日から代表質問が始まります。
『座間味浄水場問題』について、代表質問と一般質問で、
5人の県議の方が質問してくださる予定です。

【代表質問】
 2月24日:照屋 守之 県議( 沖縄 ・ 自民党 )
 2月25日:上里 善清 県議( 沖縄 ・ 平 和 )
 2月26日:瑞慶覧 功 県議(てぃーだネット)
      平良 昭一 県議( お き な わ )
【一般質問】
 3月 4日:比嘉 瑞己 県議(日本共産党沖縄県議団)

企業局長の答弁で、どのようなことが明らかになるのか、
注目しています。


2021年1月 5日 (火)

初潜り

20210105
2021年1月5日・中潮

今年は丑年ということもあり、
初潜りは、ウミウシに会いに行ってきました。
写真は、海底をゆっくり進もうとしていた小さなコミドリリュウグウウミウシです。
触角からしっぽの先まで1cmあったでしょうか。

年末から天候が安定せず海が大時化で、海底でもうねりの影響がありました。
ウミウシも大きなうねりに揺られて、突然フワーッと中層に舞い上げられたり、
砂の上をコロコロぐるぐると何度も転がされたりしながらも、
うねりが弱まるたびになんとか海底をつかまえて、
ゆっくりゆっくりマイペースで進んでいました。

2018年から始まった浄水場建設の問題、
それに続くようなさまざまな自然環境の問題、
去年からの新型コロナウイルスの問題など、
出口の見えない状況が続いていますが、
ウミウシのように、ゆっくりながらもあきらめずに進んでいきたいです。


昨年も一昨年も、忙しくて報告できていませんでしたが、
阿真ビーチのビーチクリーンと外来植物駆除は、地道に続けています。

★2018年
 ビーチクリーン=322回/計370.59kg(タバコ吸殻=773本)
 外来植物駆除=37回/計339.49kg
★2019年
 ビーチクリーン=284回/計383.96kg(タバコ吸殻=767本)
 外来植物駆除=98回/計205.62kg
★2020年
 ビーチクリーン=306回/計653.67kg(タバコ吸殻=508本)
 外来植物駆除=174回/160.92kg

最近では、やっとアメリカネナシカズラの勢力も弱まってきて、
根絶への兆しが見えてきました。
2017年に爆発的に増えて、一時は絶望的な状態にもなったのですが、
駆除のやり方を変えたり、試行錯誤しながら、
あきらめなくてよかったとつくづく思います。

そうそう、2019年には、阿真ビーチのグンバイヒルガオ群落が、
沖縄県の『美ら島おきなわ・花と緑の名所100選』に選ばれました。
http://www.midorihana-okinawa.jp/?page_id=7619


まくとぅそーけーなんくるないさ...
あきらめず誠実にがんばれば、道は開ける...
自然は、さまざまなことを教えてくれます。



2020年12月31日 (木)

2021うみまーるカレンダー

20201231-2021

お知らせできないまま、もう大晦日になってしまいましたが、
2021うみまーるカレンダーも、例年通りのラインナップで、5種類誕生しています。

あたりまえのように繰り返され、
いつも変わらずそこに存在してくれる自然の奇跡を綴りました。

今回も、自然やいのちのすばらしさが伝わるよう、心を込めて、一生懸命作りました。
みなさんの日々の暮らしの中で、
心なごんだり、元気になるきっかけになれたら、この上ないです。
今年は特に、新型コロナの影響で気ままに出掛けられなかったり、
閉塞感を感じている人も多いと思うので、
せめてカレンダーで、少しでもほっこりしたり、
自然の中で生きる喜びを感じてもらえたらいいなと思っています。

販売してくださったみなさん、ご購入いただいたみなさん、
クリスマスや年末年始の贈り物にたくさんの人々にプレゼントしてくださったみなさん、
本当に本当にありがとうございます!
みなさんのおかげで、
うみまーるは、撮影と創作、自然を守る活動を続けることができています。
みなさんに感謝しながら、2021年もがんばります!

コロナで大変な毎日ですが、
自然と寄り添う心豊かな暮らしを祈っています。

みなさん、よいお年を!



2020年12月30日 (水)

Summer 3D Card と 新世7・8・9月号

20201230-3d  
お知らせが、すっかり遅くなりましたが、
いろいろなグリーティングカードを制作しているイーズプロダクツから
うみまーるの写真を使ったサマー3Dカードが発売されています。
サマーカードなのに冬に紹介してしまって、すみません。
今回は、A4サイズの大きなカードで、
立体的に見えるので、見応えがあります。

 

20201230-2020789

こちらも、すっかりお知らせが遅くなりましたが、
倫理研究所の月刊誌『新世』に、
夏の3ヶ月間、海の生きものの写真と文章が掲載されました。
7月号は、「太陽と月のリズムで暮らす」と題して、ウミガメたちのこと、
8月号は、「サンゴとともに生きる」と題して、
デバスズメダイやテングカワハギ、カンザシヤドカリたちのこと、
9月号は、「南極でいのちをつなぐ」と題して、ペンギンたちのことを
紹介しました。

 

 

2020年12月 2日 (水)

県議会11月定例会

『座間味浄水場問題』のその後です。

住民説明会など、何も進展がないまま、
11月25日から、県議会11月定例会が始まりました。

そして、明日12月3日の10時から、
比嘉瑞己県議(日本共産党沖縄県議団)が代表質問で、
座間味浄水場建設に向けて、
・村との協議状況
・住民説明会の開催
・災害拠点施設の検討
について質問してくれます。

企業局長がどのような答弁をするか、注目しています。


いろいろと他の問題も起こっていますので、
詳しくは、また後日、アップします。

 

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